■ はじめに
「床が古くなってきたからフローリングを張り替えたい」
「見た目をきれいにしたいだけだから、簡単な工事でいい」
フローリングの張り替えを検討される際、
多くの方が“仕上げ材”ばかりに目が行きがちです。
しかし実際の現場では、
フローリングの仕上がり・耐久性・住み心地を左右するのは“下地” です。
今回は、意外と知られていない
フローリング張り替え時の下地補修の重要性 について、施工会社の視点から解説します。
■ フローリング張り替えは「上から張るだけ」ではない
● よくある誤解
フローリング工事は、
• 古い床を剥がす
• 新しい床を張る
だけだと思われがちですが、実際にはその間に
必ず「下地の確認・補修工程」 が入ります。
● 下地とは何か
フローリングの下には、
• 合板
• 根太(床を支える木材)
• コンクリートスラブ(マンション)
などがあり、これらを総称して「床下地」と呼びます。
この下地の状態が悪いまま仕上げてしまうと、
見た目が良くても 数年以内に不具合が出る ことがあります。

■ 下地補修を怠ると起こりやすいトラブル
① 床鳴り(ギシギシ音)
最も多いトラブルです。
原因は、
• 下地の緩み
• ビス不足
• 不陸(床のゆがみ)
など。
表面を張り替えても、下地が原因の場合は改善しません。
② 床の沈み・フワフワ感
歩くと沈む、柔らかく感じる床は、
• 合板の劣化
• 根太の弱り
• 水漏れ跡
が原因のことが多く、放置すると悪化します。
③ フローリングの浮き・反り
下地が平らでないと、
フローリングに余計な力がかかり、反りや隙間の原因になります。
■ なぜ築年数が経つと下地が傷むのか
● 経年劣化
築20年・30年を超える住宅では、
• 木材の乾燥・収縮
• 釘・ビスの緩み
が自然に起こります。

● 過去の水漏れや結露
キッチン・洗面所・トイレ付近では、
気づかないうちに水分を含んでいるケースもあります。
● もともとの施工精度
昔の住宅では、現在ほど床の精度基準が厳しくなかったため、
最初から不陸が出ていることも少なくありません。
■ フローリング張り替え時に行う主な下地補修
① 下地の増し締め・ビス補強
既存の下地材をしっかり固定し直します。
これだけでも床鳴りが改善するケースは多くあります。
② 不陸調整(レベリング)
床の高低差を調整し、
水平で安定した下地 を作ります。
この工程を省くと、
どんな高級フローリングを張っても仕上がりは良くなりません。
③ 合板の張り替え・重ね張り
劣化が進んでいる場合は、
• 部分的に合板を交換
• 全面に新しい合板を重ね張り
することで、床全体の強度を回復させます。
④ マンションの場合の注意点
マンションでは、
• 遮音性能(LL等級)
• 管理規約
を守った下地構成が必要です。
下地補修と同時に 遮音対策 を行うことも重要です。

■ 見積もりで「下地補修」が分かれる理由
複数社で見積もりを取ると、
• A社:安い
• B社:高い
という差が出ることがあります。
その多くは、
下地補修を「どこまで想定しているか」の違いです。
• 下地は見ない前提
• 不具合が出たら別途
という見積もりもあれば、
• 事前調査を行い
• 必要な補修を前提に含める
という考え方の会社もあります。
この違いが、価格差=品質差 につながります。
■ Tprojectが下地補修を重視する理由
株式会社Tprojectでは、
フローリング張り替え工事の際、
• 既存床の状態確認
• 下地の緩み・劣化チェック
• 必要な補修の事前説明
を必ず行います。
「見えないからこそ手を抜かない」
それが、10年後も安心して歩ける床につながると考えています。
■ 工期と費用の考え方
● 工期
• 下地補修なし:1〜2日
• 下地補修あり:2〜4日程度
● 費用の目安
• 張り替えのみ:1㎡あたり 8,000〜15,000円
• 下地補修含む:内容により+数万円〜
※実際には現場状況により変動します。
■ まとめ|フローリングの仕上がりは「下地」で決まる
フローリングは毎日歩く場所です。
だからこそ、
• 見た目
• 音
• 安定感
すべてに関わる 下地補修の有無 が重要になります。
「張り替えたのに床鳴りがする」
そんな後悔を防ぐためにも、
下地までしっかり見てくれる施工会社 を選ぶことが大切です。
■ お問い合わせ
「床が鳴るのが気になる」
「張り替えと一緒に下地も見てほしい」
そんなご相談からでも大丈夫です。
株式会社Tprojectでは、
現地調査を行った上で、必要な下地補修をご提案しています。
お気軽にお問い合わせください。
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